北海道旭川市で女子高校生を橋から転落させ、殺害したなどの罪に問われている内田梨瑚被告に対し、求刑通り懲役27年の判決が言い渡されました。判決の後、48歳の男が暴れて現行犯逮捕されるなど想定外の事態も起きました。 殺人などの罪に問われていた内田梨瑚被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし、殺害したとされていました 裁判は、殺人の実行行為や殺意の有無が争点で、内田被告はこれまで「橋から落下させていない」と殺人などの罪を否認しています。 一方で検察は突き落とした行為がなくても「執拗な暴行、わいせつ行為などの末に脅迫したことが死を招いた」と指摘し、懲役27年を求刑していました。 22日の判決で旭川地裁は、殺意と殺人の実行行為をすべて認め「被害者の人格や尊厳を踏みにじる非常に残虐で卑劣な犯行」と指摘。「動機は短絡的・自己中心的で酌量の余地はない」として内田被告に対し、求刑通りとなる懲役27年の判決を言い渡しました。 判決が言い渡された後法廷に入ってきた48歳の男が突然、「この判決は報われねぇぞ」などと暴れ、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されました。 判決を受け、被害者の遺族は「残忍で想像を絶するほどの苦痛を受けて命を失った娘への罪が、こんなに軽いものなのかと思っています」などとコメントを発表しています。