2008年、金沢市内のアパートで会社員の男性が何者かに殺害された事件は、未解決のまま27日で18年を迎えます。事件解決を願い続ける、遺族の思いを取材しました。 母・真由美さん「ずっと18年前から清勝が天国に行っちゃったあの一瞬の姿が一番今でも頭の中に…胸の中に残ってそっちの思いの方が強すぎて」 夫婦の長男・橋本清勝さんが22歳の若さでこの世を去ったのは、2008年6月。 金沢市久安2丁目の自宅アパートで、何者かに頭部を鈍器で殴られ、殺害されているのが見つかりました。 ■地元伝統の初老神輿担ぐはずだった去年 同級生が清勝さんの遺影を掲げて 18年たった今も犯人は逮捕されないまま。清勝さんが亡くなる3年前に地元の祭りで父・充史さんと撮られた写真は今も仏壇の隣に添えられています。 母・真由美さん「この逆の写真を本当は撮りたかった」「清勝が初老のときに法被を着てお父さんがこっちでって写真が…」 父・充史さん「去年、清勝が初老のとき僕還暦やった。」 祭りが大好きだった清勝さん。生きていれば地元伝統の初老神輿を担ぐ40歳だった去年、同級生が遺影を掲げてくれました。 父・充史さん「清勝の年度の初老神輿。清勝も祭りの中心になっとったやろうね」 息子が亡くなったときの衝撃が大きく、母・真由美さんは生前の楽しかった記憶を今でも思い出しにくいと話します。 ■捜査員5万5000人動員、動機絞り切れず、交友関係も広く、捜査は難航 母・真由美さん「あの時、中警察署の地下室で清勝に再会した。清勝じゃないって思ったあの一瞬の記憶。(少しでも)つらく思えなくしてもらうには犯人を検挙していただいて法のもとで裁いていただく」 県警はこの未解決事件を「最重要課題」と位置づけ、のべ5万5000人の捜査員をこれまでに動員。しかし、犯行動機が絞り切れず、清勝さんの交友関係が広かったこともあり、捜査は難航しています。 県警・竹内捜査第一課長「これまで関係者からの事情聴取を進めるとともに犯行現場から押収した資料の鑑定など捜査によって得られた新たな情報について掘り下げ捜査を実施している。一日も早い事件の解決を目指して県警の総力を挙げて捜査を続ける」