広島・府中町男性殺害事件 特定少年19歳の男に懲役18年の判決 強盗致死の罪で起訴

2025年、安芸郡府中町の公園で男性に暴行を加えて死亡させ、金品を奪ったとされる男に広島地裁は懲役18年の判決を言い渡しました。 ■裁判長 「主文、被告人を懲役18年に処する。」 証言台の前に座った被告の男(19)は静かに下を向きました。 2025年4月、安芸郡府中町の公園で起きた殺人事件。東京都の会社員の男性が頭などを殴られて死亡し、現金やスマートフォンが奪われました。 逮捕されたのは10代の男女3人。事件当時18歳だった被告の男は「強盗致死」の罪で起訴されました。 6月22日に開かれた初公判では・・・。 ■被告の男(19) 「間違いありません。」 落ち着いた様子で、はっきりとした口調で述べました。 被告人質問では、共犯関係にある当時16歳の少年から計画の話が出た経緯や、被告の男が3万円の報酬欲しさから計画に加わったことなど、詳細が明らかになりました。 そして、犯行直後の心情について・・・。 ■被告の男(19) 「罪悪感が強かったというよりは、何かの間違い。思い出したくなかったので、とにかく頭から振り払いたいと思った。」 検察は極めて身勝手で悪質として、懲役18年を求刑。一方、弁護側は「虐待などの生育歴による心理的脆弱性が、今回の犯行に結びついている」と主張し、”育て直し”が必要だとして保護処分を求めました。 最後に被告の男は、被害者への謝罪とともにこう述べました。 ■被告の男(19) 「この反省を忘れることなく、事件を自分の中で終わらせず向き合い続けます。」 そして、3日の判決公判で広島地裁の國分進裁判長は、「少年に依頼されて巻き込まれたとはいえ、報酬欲しさの目的もあり、積極的に犯行に関与していることを照らすと重大性・悪質性は高く、保護処分が相当であるとは言えない」などとして懲役18年の判決を言い渡しました。 被告の弁護人は「何も話さない」としています。 【2026年7月3日 放送】

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