ガンホー元幹部、背任容疑で逮捕 架空の業務発注で4千万円の損害か

人気オンラインゲームを運営する「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」(東京都)に約4千万円の損害を与えたとして、警視庁は8日、同社の元システム本部長の男(48)=東京都葛飾区=を背任容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 同社はスマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」などの運営をしている。 丸の内署によると、男は2022年1~12月に12回にわたって、インターネット上の業務委託サイトで、同社の架空の業務を発注し、男側に約4千万円を振り込ませて、同社に損害を与えた疑いがある。 ■システム本部長に権限、着服は2億円以上 男は当時、同社のシステム本部長として、税抜き300万円以下の支払いについて決裁する権限を持っていた。「製品の不具合を見てほしい」などとする架空の業務を発注していたという。17年から同様の方法で損害を与えていたといい、警視庁は捜査を進める。 同社は8日、逮捕を受け、「関係各位に多大なる心配と迷惑をかけ、おわび申し上げます。捜査機関に全面的に協力する」とコメントを発表した。 25年8月に発表した社内調査の結果では、男による着服の被害総額は計2億4600万円にのぼるといい、同社は「過数年にわたり、架空の業務発注を介し、会社資金を流用するなどの不正行為に及んでいた」とした。同社は男を懲戒解雇していた。(西岡矩毅)

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