歌舞伎界の重鎮・中村小三郎が「ひき逃げ」疑い…1月には中村鶴松の “泥酔逮捕” で問われるコンプライアンス

2018年に「重要無形文化財(総合認定)」に認定され、伝統歌舞伎保存会会員にもなっている歌舞伎界の重鎮・初代中村小三郎(本名・加藤廣文、77)が、道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で、警視庁戸塚警察署から任意の事情聴取を受けていることが、7月13日にわかった。 「7月9日、午後5時45分頃、乗用車を運転していた中村さんは、東京都新宿区内の路上で、前方を歩いていた20代の女性をはねて、左足首に軽傷を負わせたまま、逃走した疑いがあります。 事情聴取で、中村さんは『当たったのはわかったが、けがをするほどとは思わなかった』と説明しているようです。今後、容疑が固まれば書類送検されることになります」(社会部記者) 「歌舞伎俳優名鑑」によれば、中村は男役を演じる「立役」で、《中村屋を支える重要な位置にいる》とある。そうした役者がなぜ、と思わずにいられないが……。 中村屋一門の不祥事と言えば、若手役者・中村鶴松の逮捕が思い出される。2026年1月18日、飲食店のドアを蹴り壊したとして、建造物損壊容疑で現行犯逮捕された。 「鶴松さんは間もなく釈放され、被害も軽微だったことから、東京地検は起訴猶予としました。しかし、鶴松さんは逮捕と謹慎を受け、2月に予定していた初代中村舞鶴襲名が見送られました。すでに披露公演の準備は整っていましたから、金額的にも相当な負担をかぶった可能性があります」(芸能担当記者) 2005年には、二代目中村七之助が、泥酔してタクシーに無賃乗車、対応した警察官を殴り、公務執行妨害で現行犯逮捕された(のちに起訴猶予処分)。 「中村屋一門に限ったことではありませんが、歌舞伎役者がトラブルを起こしても、いずれは舞台に戻れることが『甘さ』につながるのかもしれません。 市川團十郎白猿(市川海老蔵)さんは、2010年、西麻布で暴行事件を起こしていますし、市川中車(香川照之)さんも、2019年、銀座のホステスに性加害をしたとして謝罪文を公開しています。 しかし、七之助さんともども、みなさんが舞台に復帰しています。一般企業や歌舞伎以外の俳優だったら、第一線への復帰はなかなか難しい。そういった背景も、『コンプライアンスのゆるさ』につながっているのではないでしょうか」(芸能ライター) 繰り返される不祥事が、歌舞伎人気の低下につながらなければいいのだが。

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