「闇バイト」の危険性紹介 茨城県内学生が動画制作 県警SNSで配信

若い世代に広がる「闇バイト」の危険性を紹介するドラマ仕立てのショート動画を、茨城県警の「大学生サポーター」が制作した。闇バイトをきっかけに特殊詐欺や窃盗などの犯罪に加担する例が県内でも多発しており、14日から県警の公式SNS(交流サイト)で配信を始めた。学生たちは「動画を通じて、一人でも多くの人に自分事として考えてほしい」と話している。 栃木県上三川町(かみのかわまち)の強盗殺人事件で、闇バイトに応募した高校生が逮捕されたことを受け、県警側が大学生サポーターに対し、若者に伝わりやすい啓発動画の共同制作を提案した。 動画づくりを担ったのは、筑波大3年の綱木映法さん(20)、流通経済大4年の飯田貴浩さん(21)、同大3年の辻兼太朗さん(20)、茨城キリスト教大2年の国井捺喜さん(20)の4人。 制作期間は約1カ月間。4人は出演と編集を担当し、①「『闇バイト』は犯罪です!」②「今後の幸せな人生のために」-と題した2分30秒ほどの動画を2本制作した。 動画は、SNSで「即日10万円」「ホワイト案件」などと勧誘された学生が闇バイトに応募しようとする場面から始まり、その実態や手口を説明。個人情報を基に脅迫されて犯罪に加担させられる流れなどを紹介し、「逮捕されれば見捨てられる」「楽に稼げる仕事なんてないんだね」と伝えている。 SNS上で注目されるように身ぶり手ぶりを交えたり、強調したいせりふは全員で発声したりする工夫をしたといい、綱木さんは「怪しいバイトの募集には応募せず、不安を感じたら警察に相談するのが大切」と語った。 動画は同日、県警本部でお披露目され、矢川春樹人身安全少年統括官が学生たちに感謝を伝えた。

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