橋に描いた「巨大な鳥」はアートか、器物損壊か。作者逮捕に賛否が広がる(オーストラリア)

オーストラリア・メルボルンの橋や駅舎などに描かれてきた鳥のグラフィティ「パム・ザ・バード」の作者とされるジャック・ギブソン=バレル容疑者が7月7日、ボルト・ブリッジの高さ約120メートルの塔に登り、懸垂下降しながら巨大な鳥を描いたとして逮捕されました。 The guardian誌によると、橋の上にいた容疑者が投降するまでに、警察は約9時間対応。容疑者は今回の事件に関して13件、これまで200件超の容疑をかけられており、被害額は約70万ドルに上るといいます。 nine.com.auによると、清掃費用は数万ドルに上る見込みで、警察担当者は「税金で賄われる場所であり、公費に重い負担をかける」と述べています。 警察と対峙中、容疑者のものとみられるSNSアカウントは「減税するまで降りない」と発信。食事や毛布を要求する動画も投稿され、話題を呼びました。 一方、Hyperallergic誌によると、豪州の署名サイトでは9000人近くが作品の保存を求め、「公共アートは予期せぬ形で現れる」と訴えています。あるベテラン落書き師は「観光のためにグラフィティを利用しながら、片方だけ逮捕するのは偽善的」と批判しました。アートか器物損壊か、市民の意見は割れています。

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