6月20日に神戸市の中心エリアにある閑静な住宅街のマンションの一室で、体を上下2つに切断された遺体が、大型冷凍庫の中から発見された事件。 司法解剖の結果、死亡したのは、このマンションに住む西口豊さんで、死亡推定時期はおよそ15年前の2011年12月ごろとみられることが判明した。 同月23日に、死体遺棄の疑いで逮捕されたのは西口さんの元妻である望月亜紀容疑者(50)。望月容疑者は西口さんとは’12年12月に離婚していたが、その1年前に西口さんは死亡しており、以来15年近くにわたって遺体を自宅の冷凍庫に保存していたとされている。また、望月容疑者は警察の取り調べに対して、容疑を認めているという。 6月20日に、部屋からの異臭の通報を受けた警察官が駆けつけたことで発覚した今回の事件だが、同じマンションに暮らす住民は、「3カ月ほど前から異臭がし始めて、それが日を追ってだんだんすごくなってきたんです。びっくりしたというのと、やっはり気色悪いですよね……」と話す。 西口さんが亡くなったとされる15年以上前から同じマンションに住んでいるというこの住民は、望月容疑者の印象は薄かったようだ。 「印象は全くないですね。一回もあの部屋の方と会ったことはないです。というのも、私は当時仕事をしてまして、朝に家をでて、夜帰ってくる生活でしたので、もしかして生活の時間がずれてたのかもしれませんが」 逮捕時、現場マンションとは別のマンションで暮らしていた望月容疑者だが、現場マンションの家賃は払い続けていたという。では、なぜ遺体遺棄が発覚したのか。 前出の住民は言う。 「マンションで、計画停電みたいなことはありませんでした。なのに、なぜ冷凍庫から異臭がしたのか……」 事件後の各社報道によると、電気代の支払いが滞ったのは昨年7月ごろで、電力会社からの払込用紙が現場マンションに届いていたが、ポストの鍵が更新されていたことで、望月容疑者が開けることができず、部屋の電気が10月に止められていたという。 事件の全容は少しずつ見えてきたものの、まだ明らかになっていないことも多い。望月容疑者の素性だ。 警察発表では無職の望月容疑者だが、一部では三宮で飲食店を営み、男性と同居していたことも報じられている。逮捕時に望月容疑者住んでいた、三宮駅までも徒歩10分という都会のど真ん中にあるマンションに、現在暮らす住人らに話を聞いた。 「事件が報道されてから、警察らしき人が立っていたり、報道されると、ものすごい数の記者の方が入り口に集まっていたりしました。このマンション、上層階だけ3Lとか2Lの広いファミリータイプの部屋で、分譲もあると聞いています。下層階は1DKで全部賃貸。上層階とそれ以外では違うんです。僕は下層階の賃貸なんですが、上層階の人にきいた話しだと、警察が写真を持ってこの人知りませんかって訪ねてきたと言っていました」(20代男性) また別の住民は、 「このマンションに住んでる人は、水商売関係の人が多いですよ。繁華街に近いし、ホストとかにも部屋を貸してくれるマンションって、この辺ではこのマンションぐらいしかないですから」 と語る。 逮捕後、「自分ひとりでやりました。ひどいことをしたので、言い分はありません」と語っている望月容疑者。なぜ、元夫は切断され、冷凍保存されていたのか。一刻も早い全容解明が待たれる。