保険の営業活動で不正に利益を得ようと損害保険会社の顧客情報を不正に取得した疑いで寒河江市の会社員の男など男女合わせて4人が逮捕されました。警察は、4人がこの顧客情報を使い保険の営業を行ったとみて調べを進めています。 不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、寒河江市緑町の会社員武田剛容疑者(62)とその同僚の男2人と元同僚の女の合わせて4人です。 警察の調べによりますと、武田容疑者ら4人は、県内の同じ保険代理店に勤務していた2024年9月、勤務先のパソコンを使って損害保険会社のサーバーにアクセスして顧客情報をコピーし、営業秘密を不正に取得した疑いが持たれています。 顧客情報には、個人情報のほか保険の契約内容などが含まれ、あわせて5000件に上るとみられています。 また、4人は犯行後の2024年9月下旬に当時勤めていた代理店をそろって退職していて、4人の退職後、保険の解約が相次いだことから、代理店が警察に相談し、事件が発覚したということです。4人の退職後の解約件数は3000件にのぼり、損害は2億円ほどが見込まれるということです。 警察は4人の認否について共犯事件のため差し控えるとしています。 また、4人は退職後、武田容疑者の妻を社長とする会社に入社し、社員として保険勧誘業務を行っていました。 武田容疑者の妻「突然のことで驚いている。前の会社でやったことなので分からない」 警察は、4人が不正に取得した顧客情報を使い保険の営業を行ったとみて共犯関係や転職先の会社の関与についても詳しく調べる方針です。