マッシヴ・アタック、パレスチナ国旗掲げシンガポール入国禁止に

【AFP=時事】英トリップ・ホップバンドのマッシヴ・アタックが、ライブ中にメンバー2人がパレスチナ国旗を掲げた件で捜査を受け、シンガポールでの公演を禁止された。 警察が7月31日に発表したところによると、同29日のライブでステージ上に国旗を掲げたバンドメンバー2人がシンガポールへの再入国が禁止され、厳重注意処分を受けた。 言論や集会の自由に対して厳格な法律で知られるシンガポールでは、許可なしで外国の国旗、国家の紋章、あるいは横断幕などを公に掲示することが禁止されている。 オンライン上に拡散された動画には、マッシヴ・アタックのメンバー2人がステージ上でパレスチナ国旗を掲げ、観客から盛大で鳴りやまない歓声を浴びる様子が映し出されており、これが警察による捜査の引き金となった。 警察は「主催者が事前に条件を認識していたにもかかわらず、パフォーマンスの最中にバンドメンバー2人がステージ上で外国の国旗を掲げ、そのうちの1人は『パレスチナに自由を』と叫んだ」と説明。 メディア規制当局は「再入国禁止措置に鑑み、今後の同バンドによるシンガポール内での公演申請を一切許可しない」としている。 マッシヴ・アタックはパレスチナ自治区ガザ地区における、イスラエルの軍事行動に対する批判で知られており、自らの知名度を生かしてパレスチナ運動を支援していた。 今年4月には、フロントマンのロバート・デル・ナジャ(3D)が、英国当局によって禁止された活動家団体「パレスチナ・アクション」を支援するため英ロンドンのトラファルガー広場で開かれた抗議デモに参加し、その他200人超とともに逮捕されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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