「殺人マンション」と呼ばれ、自殺未遂や離婚に追い込まれた住民も…“耐震偽装マンション”購入者を襲った悲劇《ヒューザー事件の裏側》

2005年、ある建築士が偽装によって耐震基準を満たさないマンションを建てていたと明らかになり、世間を騒然とさせた。 被害に遭ったのはマンションとホテルを合わせて全21棟。このうちマンションを購入した人は自治体から退去を強いられ、新たな住まいのために二重ローンを背負ったことで自殺未遂や離婚に追い込まれたケースもあるという。周囲から「殺人マンション」とささやかれるなど2次被害も出た。 7月に『炎と水 中村哲と名もなき人たちの旅』で第48回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」を受賞した作家・山岡淳一郎氏の新著『 マンション 狙われる修繕積立金 談合・なりすまし・外部管理者 』(平凡社新書)から一部抜粋して、当時の住民たちのようすをお届けする。 ◆◆◆

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