オンラインカジノ収益隠した疑い 決済代行会社の元幹部ら再逮捕

海外のオンラインカジノで客に賭博をさせたとして男女9人が逮捕された事件で、埼玉県警保安課は5日、東京都渋谷区の決済代行会社「TENMEI」元幹部、鈴木雄太容疑者(36)=東京都中野区=ら男女7人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕した。 再逮捕容疑は2025年1~4月、容疑者らが管理していた他人名義の口座(7法人8口座)に、違法な賭博で得られた収益(計約1億1473万円)を計5187回にわたって客に振り込ませて隠匿したとしている。県警は7人の認否を明らかにしていない。 県警によると、容疑者らはSNSで口座の名義人を有償で募集し、架空法人などの口座を開設。7法人のうち一つは実在する宗教法人で、マネーロンダリング(資金洗浄)に悪用されたとみられる。文化庁によると、近年、宗教法人格が第三者に不正利用され、脱税やマネロンなどに悪用される事例が増加しているという。 県警は容疑者らが海外の暗号資産を国内で現金に換金する際、取引所を介さずに換金を請け負い手数料を得る「相対屋(あいたいや)」が存在していたことも確認しており、実態解明を進める。 これまでの調べによると、容疑者らは少なくとも500口座を管理し、客に入金させた賭け金で購入したポイントで賭博をさせていたという。また、19年ごろから計約3400億円が入金され、カジノ業者側へ送金。各業者から1~3%程度を報酬として受け取っていたとみられる。【福田真緒、板鼻歳也】

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