スコット・イーストウッド「映画業界はサイコパスを引き寄せる」 シャイア・ラブーフとの過去作でのトラブルを振り返る

スコット・イーストウッドが、2014年に公開された映画『フューリー』で共演したシャイア・ラブーフを「サイコパス」と非難し、撮影現場で起きた衝突について詳しく語った。 スコットはこのほど出演したポッドキャスト『Armchair Expert(原題)』で、「シャイアは明らかに苦しんでいた。おそらく何か問題を抱えていたのだろう。大変だった。ある日、俺が脚本に書かれていた通り、噛みタバコの汁を吐き出したところ、シャイアが気に入らず、大騒ぎした。それでついに俺が『うんざりだ』と言った。『ファックユー、ふざけるな、ぶっ飛ばしてやる』と言ってやった」と当時を振り返った。 また、シャイアはメソッド演技にこだわるばかりに、役作りのため歯を抜くなど自分の身体を傷つけることすらあったといい、「『だめだ。こいつは頭がおかしい。関わらないようにしよう。彼の誘いには乗らないぞ』と思ったのを覚えている」とコメント。撮影中は、「誰もがシャイアとトラブルになった」と話し、「おかしな話だけれど、映画業界は芸術とビジネスが交差する場所だから、サイコパスを引き寄せるんだ」と語った。 デヴィッド・エアーがメガホンを取った『フューリー』は、第二次世界大戦末期のドイツを舞台に、戦車部隊の活躍を描いた戦争アクション。ブラッド・ピットが百戦錬磨の指揮官を演じ、シャイアとスコットほか、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサルらが出演した。 スコットは2022年にもInsiderのインタビューで、「(シャイアが)俺に対してカッとなって一触即発の雰囲気になり、ブラッド・ピットが仲裁に入るはめになった」と告白していた。また、「撮影中、役に入り込むために、他人の妨げになるべきではないと思う。いかなるときも作品がよくなるように務めるべきだし、他人を酷い労働環境に追いやるべきでないし、失礼な態度を取ったり、人を気詰まりな状況にするべきではない」と語り、暗にシャイアを批判していた。 このエピソードについては、ブラッドも公開直後に受けたイギリス版GQのインタビューで言及している。撮影中、戦車は家みたいなものだったから、当初はスコットの行為に腹を立てて注意したものの、後で脚本を確認したところ自分の誤解だったことが判明したという。最初にスコットを注意したのは自分だったものの、シャイアが介入したことで事態がヒートアップし、最終的には自分が収める形になったと告白していた。 なおシャイアは『フューリー』の他にも、『欲望のバージニア』(2012)の撮影中にトム・ハーディとトラブルになったと報じられたほか、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(2019)の撮影中には飲酒の上暴れて逮捕された。今年2月にもバーでトラブルを起こして逮捕され、執行猶予付き6ヵ月の懲役刑を言い渡された。

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