「真面目で好印象な営業マン」奈良・母娘遺体遺棄事件で容疑の男が周囲にみせていた“二面性”

奈良県奈良市の山中での死体遺棄事件で、三重県警は7月31日に身元未確認だった遺体について、同県伊賀市の池田園美さん(44)に続き、長女で大学生の莉園さん(20)と特定した。逮捕された会社員・今北享宏容疑者(37)は、家庭がありながら園美さんと不倫関係にあったとされる。 事態が動きを見せたのは今年5月。池田さん母娘の安否確認の要請が、伊賀市から警察へ出されたことがきっかけだった。三重県警が確認を進めたところ、母娘は今年2月上旬から足取りが分からなくなっていたことが分かった。 「2月9日に母娘が今北容疑者と一緒にいたことが把握されています。当時、母の園美さんは別の不審な事案について県警へ被害届を提出する準備を進めていました。ですが、その翌日である10日以降、母娘ともに連絡が取れなくなってしまったんです。 警察は交際相手として名前の挙がった今北容疑者への聴き取りを慎重に行っていきました。今北容疑者には妻と3人の子どもがいましたが、池田さん宅へ頻繁に出入りし、園美さんと不倫関係を継続していたとみられます。そして7月17日になって、今北容疑者は取り調べの中で『2人を車に乗せて運んで捨てた』という趣旨の供述を本格的に始めました」(全国紙社会部記者) 供述に沿って警察が奈良市月ヶ瀬尾山付近の名張川沿いの草むらを捜索すると、ビニールシートにくるまれた女性2人の遺体を発見。県警は直ちに今北容疑者を死体遺棄容疑で逮捕し、捜査本部を立ち上げた。7月18日に1人の身元を池田園美さんと特定し、続く7月31日、もう1人について長女の莉園さんであると正式に発表した。 交際関係にあった母娘を行方不明とし、その遺体を放置していたとされる一方で、今北容疑者は日常の勤務先で周囲からどのように見られていたのか。 今北容疑者は、伊賀市に本社を置く介護用品販売会社で、配送や営業の業務に就いていた。被害者の池田さんも過去に車椅子を使っていた時期があり、用具の手配を通じて今北容疑者と知り合ったという。

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