「見つかったらUSBだけは処分しろ」「毒針で殺せ」…ドラマ『VIVANT』以上の死闘が繰り広げられている“スパイ天国・日本”の現実とは

日曜劇場(TBS系日曜21時枠)の『VIVANT』第2シーズンが、前評判通りの人気ぶりで大きな注目を集めている。日本政府が2013年12月の答弁書で「これまで自衛隊に存在したことはなく、現在も存在していない」と否定した『陸上幕僚監部運用支援・情報部別班』をモデルにし、世間の「スパイへの好奇心」をかき立てていることも、人気の一因かもしれない。 しかし、実際の「別班」を知る複数の元自衛隊関係者によれば、組織自体は存在するものの、その実態はドラマと異なるのだという。主な仕事は現地協力者(エージェント)を使って海外の情報を集める「コントローラー」としての役割。彼らは非公然組織に属しており、日本政府の保護が期待できないため、別班員自らが海外で活動することは想定されていない。また、身分を秘匿する必要があることから、自衛隊の駐屯地や基地に出入りすることはなく、隊員に課される定期的な射撃訓練なども行っていないという。

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