ニセ警察にだまされ、本物の説得聞き入れず6595万円被害 青森

青森県警弘前署は1日、県内の60代女性が特殊詐欺にあい、6595万円をだまし取られたと発表した。 女性は金融機関から情報提供を受けた警察官に説得されたものの、聞き入れず、指定された口座に振り込みを続けたという。 同署によると、7月16日、東北電力社員を名乗る男から「あなたが借りている東京のビルの電気料金が未払い」などと女性宅に電話があった。 その後、警視庁の捜査員を名乗る男に「マネーロンダリングに関与している疑いがある」と言われ、LINEのビデオ通話に誘導された。「身の潔白を証明したければ協力を」などと言われ、7月17日~8月8日にかけ、計27回現金を振り込んだという。 同署では、7月28日に金融機関から情報提供を受けた警察官が女性に会って振り込みをやめるよう説得したという。 しかし、女性は捜査員を名乗る男から「このことは守秘義務があるので誰かに話せば逮捕する」と言われていたため、男の言うことを信じて説得に応じなかった。 警察官には「大学の友だちに投資に誘われている」などと説明し、その後も約10回、指定された口座に現金を振り込んだという。 女性は、捜査員を名乗る男と連絡が取れなくなり、被害に気づいた。(小田邦彦)

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