「葬式が面倒だった」父の遺体を遺棄した疑い、男逮捕 東京・中野

父親の遺体を自宅に放置したとして、警視庁は、東京都中野区弥生町1丁目、飲食店経営鈴木伸彦容疑者(56)を死体遺棄容疑で逮捕し、17日に発表した。遺体を2年以上放置していたとみられ、「帰宅したら父親が倒れていた。葬式をやるのが面倒だった」と容疑を認めているという。 中野署によると、逮捕容疑は2023年1月ごろから今年4月6日まで、アパートの室内に、父親の慧悟さん(当時86)の遺体を押し入れに放置したというもの。遺体はゴミ袋に入れられ、白骨化した状態だったという。 鈴木容疑者は父親と2人暮らしだった。今月6日、容疑者が経営する区内の飲食店の近隣住民が「お店が開いていない」と交番に相談。署員が自宅を訪れると、容疑者が倒れていたという。命に別条はなく、事情を聴く中で今回の事件が発覚した。(三井新)

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