徳島市のアパートで女性の遺体が見つかった事件で、被害者が亡くなったとみられる3月下旬以降も、親族とメッセージのやりとりをしていたことが分かりました。 警察は、女性の殺害容疑で逮捕された男が、被害者になりすまし連絡を取っていた可能性もあるとみて、捜査しています。 この事件は、3月25日ごろ徳島市昭和町のアパートの一室で、この部屋に住む50歳の女性を刃物のようなもので刺し殺害したとして、4月12日、住所不定・無職の男（39）を殺人容疑で逮捕したものです。 被害者の県外に住む親族によりますと、普段から被害者とは連絡を取り合っていて、4月4日頃までLINEでメッセージのやり取りをしていたことが分かりました。 警察は、殺害された3月25日頃から4月4日までの間、男が犯行を隠したり、発覚を遅らせる目的で被害者になりすまし、連絡を取っていた可能性があるとみて捜査しています。 また、被害者の携帯電話は、今のところ発見されていないということです。