高校生に因縁をつけて車内に監禁し、けがを負わせたとして、茨城県警稲敷署は20日までに、監禁の疑いで、同県稲敷市、大工、男(63)を、監禁致傷の疑いで、同市、自称大工、男(59)をそれぞれ逮捕した。同署は2人の認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、3月24日午後10時ごろ、同市内の路上で、同市、県立高2年、男子生徒(16)に因縁をつけ、男子生徒の首や腹をたたくなどの暴行を加え、2人が乗っていた車に押し込めて監禁し、首に全治2週間のけがを負わせた疑い。 同署によると、男2人は友人関係。男子生徒と面識はなかった。被害を受けた男子生徒の関係者から110番通報があり、事件当日に63歳の男を現行犯逮捕。その後の調べで59歳の男の関与が判明した。