俳優の阿部寛(60)主演のTBS日曜劇場「キャスター」(後9・00)の第2話が20日に放送された。 <以下、ネタバレあり> 完全オリジナル脚本の今作は、民放テレビ局「JBN」の報道番組「ニュースゲート」を舞台に、闇に葬られた真実を追及し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。主人公の型破りなキャスター・進藤壮一を阿部が演じ、進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出の崎久保華を永野芽郁、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介を道枝駿佑が演じる。 第2話は六本木のスポーツバーに警察の捜索が入り、従業員や客が賭博容疑で逮捕された。その場にいた日本バレーボール界のエース・名和(鈴木貴之)とアナウンサーの小池(月城かなと)も任意同行されたとわかり、JBNは大慌て。おまけに騒動を知ったイーストリーム社が国際バレーボール選手権のメインスポンサーを降りると言い出す。そうなれば国際バレーを主催するJBNは大赤字。番組予算に影響も出かねない。 進藤(阿部寛)はイーストリーム社の社長・仁科(宮川一朗太)に会いに行き、名和選手の潔白を明らかにすると言い切る。そんな中、釈放された小池は進藤の助言に基づき番組内で直接釈明。しかし、進藤が予定外の質問をぶつけたことで、彼女の口から誰も想像していなかった話が飛び出す。そしてスポーツ賭博は思わぬ方向に…といった展開。 バレーボール日本代表のエース名和に八百長やオンラインカジノ利用による違法賭博疑惑が持ち上がったものの、終盤には実際に違法行為に関与していたのは名和の専属トレーナーの今井だったことが判明。 オンラインカジノなどの“時事ネタ”に視聴者は反応。SNSには「オンカジとかタイムリーだな」「時事ネタがリアル過ぎる」「時事的な内容をドラマに盛り込めてるのはどういう脚本の作成でやってるのか気になるなぁ」「色々と時事ネタが盛り込まれてる」などのコメントが書き込まれていた。