財務省職員になりすまし現金約1600万円をだまし取ったか “受け子”とみられる東京都の男を詐欺の疑いで逮捕 山口市

財務省職員になりすまし、山口市の70代の男性から現金1600万円余りをだまし取ったとして、警察は東京都の自称建設業の男を詐欺の疑いで逮捕しました。男を“受け子”とみて捜査しています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都町田市の自称建設業、越田翼容疑者(35)です。 警察によりますと先月、何者かが新宿署の警察官や東京地検の検察官になりすまし、SNSのメッセージや通話で、「あなた名義の携帯電話が犯罪に使用されていて、あなたの口座に犯罪の被害金が流れている疑いがある」「金を預かる必要がある」と山口市の男性にうそをいいました。 越田容疑者は、何者かと共謀して財務省職員になりすまし、男性と山口市内の路上で待ち合わせをして、現金1600万円余りをだまし取った疑いが持たれています。調べに対し越田容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。 被害に遭った山口市の70代の男性は、メッセージで警察手帳のような画像を送られて話を信じ、先月2回にわたり計3500万円をだまし取られています。 警察は越田容疑者を“受け子”とみていて、余罪なども含め捜査しています。

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