千葉県成田市の住宅で高齢夫婦が首を切りつけられ、ベトナム国籍の男が逮捕された事件で、現場の鑑識結果から男のものと同一のDNA型が検出されたことがわかりました。 ベトナム国籍の無職、レ・タン・ルアン容疑者(32)は、先月13日、成田市青山の住宅に金品を奪う目的で押し入り、住人の男性(74)の首を刃物のようなもので切りつけ殺害しようとした疑いがもたれています。 男性の妻(73)も首を切りつけられて重傷を負いました。レ容疑者は容疑を否認していますが、その後の捜査関係者への取材で、現場となった住宅の鑑識の結果、レ容疑者のものと同一のDNA型が検出されたことがわかりました。 現場から凶器は見つかっていないということで、警察はレ容疑者の自宅から刃物類を押収して、犯行に使われたものか調べています。