長崎県五島市で漁師の男性の物置から釣り竿などを盗んだとして、1日、無職の男が窃盗の疑いで逮捕されました。男は4月にも五島市内の青果市場でキャベツなどを盗んだ疑いで逮捕されていました。 逮捕されたのは五島市東浜町1丁目に住む無職の男(51)です。 警察によりますと、男は3月27日午前6時頃から午後4時頃までの間に、五島市内の漁師の男性が所有する物置から釣り竿やリードなど釣り具9点(時価合計5万2,300円相当)を盗んだ疑いがもたれています。 当時、物置にカギはかかっておらず、犯行当日に窃盗被害に気付いた漁師の男性が「釣り竿が盗まれた」と警察に相談。警察は捜査の結果、男の犯行が明らかになったとして、1日、窃盗の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し、男は「盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 男は4月にも五島市内の青果市場でキャベツやジャガイモなど野菜19点を盗んだ疑いで現行犯逮捕されていました。 五島市では今年に入り同様の窃盗事件が10件前後相次いでいて、警察は男がこれらの事件に関わった可能性もあるとみて余罪などを調べています。