1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人が車にひかれ、運転していた男が殺人未遂の疑いで逮捕された事件を受け、2日大阪市の横山市長は「まずは心身のケアにあたりたい」とコメントしました。 この事件は1日午後1時半ごろ、下校中の小学2年と3年の男女7人が車にひかれ、2人が骨を折るなどの重傷、5人が軽傷を負ったものです。車を運転していたのは東京都東村山市に住む矢沢勇希容疑者で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 事件の翌日となる2日、大阪市の横山市長は「最大限子供達の心身のケアに努めていきたいと思う。今日もスクールカウンセラー2名を派遣した」と事故を受けた対策について話しました。 2日朝、千本小学校では、教職員らが見回りを強化し登校してくる児童らを迎えていました。 矢沢容疑者は警察の調べに対し「全てが嫌になったから、人を殺そうとして、乗っていた車でつっこみ数人の小学生をひき殺そうとした」と容疑を認めているということです。