不正に他人のIDを使用し、金融サービス会社から融資を受ける契約をして、現金40万円を振り込ませたとして、住所不定・無職の31歳の男が逮捕されました。 電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定・無職の男（31）です。 男は2024年8月27日、知人のIDを不正に使用して、金融サービス会社に虚偽の情報を与え、融資の契約をし、知人名義の口座に現金40万円を振り込ませた疑いがもたれています。 男は2025年4月14日に窃盗の疑いで逮捕されていて、警察が余罪を調べる中で、今回の事件への関与が強まったため、5月2日に再逮捕しました。 調べに男は「知人になりすまして融資を受けたことは間違いありません」と容疑を認めていて、動機については、「生活費や借金返済のためだった」と供述しているということです。 警察は、男が現金が振り込まれた知人の口座からどのように金を入手しようとしていたかなど、状況を詳しく調べています。