「ATMからお金を振り込んで」も「現金渡して」も言わない…それでも大金をだまし取る“巧妙な手口”とは

権威のある人からの助言に、無条件で従ってしまうことを「ハロー(後光)効果」という。 もしも警察を名乗るものから電話があり、「個人情報が洩れ、詐欺集団に悪用されている」と伝えられたら…。多くの人が動揺しつつも、信じてしまうだろう。 「現金をとられまいと思いこむ高齢者ほど、カード搾取という手口で騙されてしまいます」。こう明かすのは詐欺に詳しいルポライターの多田文明氏。常に相手の裏をかき、使えるものはなんでも使う詐欺集団の狡猾さを、警告を交え、解説する。 ※ この記事は悪質商法コラムニスト・多田文明氏の書籍『最新の手口から紐解く 詐欺師の「罠」の見抜き方 悪党に騙されない40の心得』(CLAP)より一部抜粋・再構成しています。

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