1日に成田市のアパートの一室が燃え、室内にいた年齢性別不明の1人が死亡した火災で、成田署は3日、現住建造物等放火の疑いで、この部屋に住むスリランカ国籍の男で成田市、無職の男(31)を逮捕した。 逮捕容疑は1日午前9時10分ごろ、自宅アパートの室内が燃え始めたのに気付いたにもかかわらず消し止めずに立ち去り、火を燃え移らせて建物の一部を焼いた疑い。同署によると、死亡したのはブラジル国籍の女性(30)。女性は室内で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。 同署は、女性と容疑者が出火当時、同じ室内にいた可能性が高いとみて、出火した経緯や2人の関係性、トラブルの有無を調べている。調べに対し「気が動転して消火できなかった」と容疑を認めている。