今年4月、大阪市内のスーパーで起きた強盗傷害事件で、警察が37歳の男を逮捕しました。男が店の屋根の上などに9時間にわたり潜伏した後の犯行とみられていて、防犯カメラが逃げる男の姿を捉えていました。 スーパーの駐車場を悠々と歩き、その場をあとにする男。強盗傷害などの疑いで逮捕された大阪市生野区の無職・西野克洋容疑者(37)は4月13日午後9時半すぎ、「業務スーパー平野店」で、閉店作業をしていた店長にカッターナイフを突き付け、「殺されたくないんか」などと脅して金を奪おうとした疑いが持たれています。 その際、店長は抵抗し、もみ合いとなり右ひじなどに軽傷を負いました。警察によりますと、西野容疑者はこの日の正午すぎには営業中の店に入り、約9時間にわたり店の屋根の上などに潜伏していたとみられています。 調べに対して西野容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。