宮城県気仙沼市の無職・菅原かつみ容疑者(74)は4月下旬、自宅内で弟の和利さん(当時70)が死亡しているのを知りながら、6日まで放置した疑いが持たれています。 菅原容疑者は7日朝「4月20日過ぎから弟の様子がおかしい。意識も呼吸もなくどうしたらいいかわからない」などと自ら119番通報し、警察が調べたところ和利さんの遺体が見つかりました。 警察によりますと、菅原容疑者は和利さんと2人暮らしで、和利さんには目立った外傷や着衣の乱れはなかったということです。 取り調べに対し菅原容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は死因の特定を急ぐとともに動機や経緯を詳しく調べることにしています。