国の天然記念物に指定されているオカヤドカリを無許可で持ち運んだとして、鹿児島県奄美市のホテルに宿泊していた中国籍の男ら3人が逮捕されました。 スーツケースの異変に気づき通報したホテルの支配人が当時の状況を話しました。 5月7日に奄美警察署で報道陣に公開された押収物です。 2000匹から3000匹にもおよぶオカヤドカリがケースの中を動いていました。 文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは、リャオ・ジービン容疑者(24)らいずれも中国籍の男3人です。 警察によりますと、3人は6日に国の天然記念物、オカヤドカリ約160キロをスーツケースに入れて無許可で所持していた疑いが持たれています。 オカヤドカリは南西諸島などで生息が確認されていて、採取や持ち運びには国の許可が必要です。