電動バイク、免許不要とうその広告で販売 容疑でベトナム国籍の夫婦逮捕、容疑否認 兵庫県警

運転免許が必要なペダル付き電動バイク「モペット」を、交流サイト(SNS)で免許不要とうたって販売したとして、兵庫県警交通捜査課と加西署は8日、詐欺と不正競争防止法違反(誤認惹起表示)の疑いで、ベトナム国籍の自転車販売会社社長ヴ・チィ・トゥアン容疑者(32)=尼崎市額田町、詐欺の疑いで妻のファン・ティ・タオ容疑者(25)=同=を逮捕した。同署によると、モペットに関する同様の摘発は県内初という。 トゥアン容疑者の逮捕容疑は2023年12月27日~25年2月13日、SNSにベトナム語で「運転免許不要」と広告を出し、タオ容疑者と共謀して24年7月、加西市内の男性=当時(27)=にモペット1台を販売し、6万6360円をだまし取った疑い。2人は同署の調べに容疑を否認しているという。 昨年9月、同署員がモペットを運転する男性に職務質問をして発覚した。同署によると、2人は24年4~12月、同じ性能のモペットを少なくとも約120台販売し、計約800万円を売り上げたとみて調べている。

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