「組織のことを話したら報復する」高校生をミャンマーに連れ去った疑いで逮捕の男 脅して口止めしていたか

宮城県内の男子高校生が特殊詐欺に関わらせる目的でタイからミャンマーへ連れ去さられた事件で、逮捕された男が、高校生に対して「組織のことを話したら報復する」などと脅していたとみられることが新たに分かりました。 岩槻日菜記者 「藤沼容疑者が仙台中央署から出てきました表情を伺うことはできません」 被略取者等所在国外移送の疑いで逮捕された住所不定、無職の藤沼登夢(ふじぬま・とむ)容疑者(29)の身柄はけさ仙台地方検察庁に送られました。 警察によりますと、藤沼容疑者は2025年1月、宮城県内に住む男子高校生が誘拐されていると知りながら特殊詐欺に関わらせるためにタイからミャンマーへ連れ去った疑いがもたれています。 高校生はオンラインゲームを通じ「簡単な作業で金がもらえる」などと誘われて出国しタイからミャンマーに移動後、特殊詐欺グループの拠点で「かけ子」をさせられていたとみられています。 その後の捜査関係者への取材で、藤沼容疑者は高校生に対して「組織のことを話したら報復する」などと脅して口止めしていたとみられることが新たに分かりました。 警察は、藤沼容疑者の認否を明らかにしていませんが、特殊詐欺への関与についても調べを進める方針です。

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