佐々木成三氏「暴力で解決は誤った判断」東京・立川の小学校暴行事件 傷害容疑などで送検

元埼玉県警捜査1課の佐々木成三氏が9日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。東京都立川市の小学校に男2人が侵入した暴行事件について、「暴力解決するというのは誤った判断です」と断じた。 事件は8日に起きた。20代と40代の男が2年生の児童の名前を叫びながら教室に乱入。その後、職員室でも暴れて、取り押さえようとした30~70代の教職員5人がケガをした。警視庁立川署員が2人を暴行の疑いで現行犯逮捕。児童にけが人はいなかった。警視庁によると、在校児童の母親が担任との面談の後、知人の男2人を呼んだという。 佐々木氏は、「児童間のトラブルは、学校と保護者が対話で解決すべき。子どもたちが心理的なショックを受けている部分もありますし、この犯罪は単なる傷害とか暴行ではなくて今後、子どもたちのケア、いろんなことの問題が課題になっているという感じがしています」とコメントした。 警視庁は、暴行容疑で現行犯逮捕した2人について、傷害や建造物侵入などの容疑に切り替え、送検した。佐々木氏は、「のちに先生がケガしたことなどもあり、逮捕から送検する際に罪名を変えて重くして送検した」と説明していた。

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