元テレビ朝日社員の玉川徹氏が9日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に生出演。東京都立川市の小学校に男2人が侵入し教職員に暴行した疑いで現行犯逮捕された事件について言及した。 20代と40代の男は8日、教室や廊下で暴れ、取り押さえようとした校長と教職員4人の計5人がケガをした。警視庁によると、男2人は同校の児童の母親の知人。母親はこの日、担任と児童間のトラブルについて面談していたが、話し合いはうまくいかずに終了し、その後男2人と学校に戻ってきた。 玉川氏は「今までもモンスターペアレントの話ってよく聞いていたが、こんなとんでもない事件って、そういうふうな話と一線を画すような、ギャップを感じますね」とコメント。「元々が、親ですらない大人2人が授業時間中に学校の中にいわゆる殴り込みかけてるわけじゃないですか。向かってった先が先生じゃなく、子供に向かってってるんですよね、大人が。こんなとんでもない話って聞いたことない」と今回の事件の異質性に言及した。 「子供たちに対する悪影響、いかばかりかと思うんですよ。ドラマや映画で暴力は描かれているが本物のリアルな暴力なんて見る機会はないわけだから。それはもう恐ろしいものだったと思う」と子供たちへの影響を懸念し、「こんな…何なんですか。厳罰に処してほしいですね。暴行でどれぐらいの罪に問えるのか分からないが、起こった影響を考えると“そんなつもりなかった”とかそういうレベルのことをやったんじゃないから。とんでもない話ですよ、こんなの」と怒りをにじませた。