「口から出血、分かっていたが」車で高校生をひき逃げ 男を逮捕

自転車の高校生と車で接触したのに、そのまま走り去ったとして、兵庫県警伊丹署は9日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)とひき逃げの疑いで、伊丹市の建設業の男(66)を逮捕した。 逮捕容疑は6日正午過ぎ、伊丹市中央3の市道交差点で、自転車と接触し、乗っていた高校1年の男子生徒(15)に手の打撲などの軽傷を負わせたのに、救護することなく、そのまま走り去った疑い。 署によると、男は事故後に車を降りて「大丈夫か」と声をかけたものの、男子生徒が「大丈夫」と答えると、車で走り去ったという。 調べに、男は容疑を認め「相手が口から出血し、けがをしているのは分かったが、『大丈夫』と答えたので立ち去った」と話しているという。男子生徒が110番し、付近の防犯カメラの映像から男が浮上した。

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