ことし2月、横浜市旭区で男子高校生に暴行を加えてケガをさせ、現金やキャッシュカードなどを奪ったとして、県警は少年2人を逮捕しました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも横浜市保土ケ谷区に住む無職の16歳の少年と高校1年生の少年の2人です。 県警によりますと、2人はことし2月、高校2年生の男子生徒に対し、横浜市旭区の駐輪場内で金属棒で叩いて暴行。 近くの公園に移動してアイスピックを突きつけ、「ヤキか金かどっちがいいんだよ」などと言って顔面などを蹴るなどの暴行を加え、現金1000円やキャッシュカードなどを奪った疑いが持たれています。 男子生徒は、鼻の骨を折るなどの大ケガをしました。 調べに対し、高校1年生の少年は「自分がやった」と容疑を認めていて、無職の少年は黙秘しているということです。 2人は男子生徒と以前から面識があり、態度が気に入らないため暴行したということです。 この事件をめぐって、県警は、今月7日に別の16歳の少年を主犯格として逮捕しています。