札幌での窃盗「生活が苦しかった」起訴内容認める ミャンマーから強制送還された男の初公判

ミャンマーの特殊詐欺拠点で確保されたあと日本に移送され、札幌のラーメン店で現金を盗んだ罪に問われている男の初公判です。 男は、「ギャンブルなどでお金がなく、生活が苦しかった」と起訴内容を認めました。 窃盗の罪に問われているのは、宮下将宏被告・36歳です。 宮下被告は去年11月、当時勤務していた札幌市内のラーメン店から現金3万4000円を盗んだとされています。 宮下被告はことし2月、タイとミャンマーの国境地帯の特殊詐欺拠点で確保され、日本に移送されたあと、逮捕・起訴されていました。 きのう(2025年5月14日)の初公判で宮下被告は「ギャンブルなどでお金がなく、生活が苦しかった」などと起訴内容を認めました。 検察は「勤務先の信頼を裏切るなど悪質」と指摘し、懲役1年6か月を求刑しました。 一方弁護側は、執行猶予付きの判決を求めています。 裁判は即日結審し、判決は今月(5月)21日に言い渡されます。

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