火災の現場から現金を盗んだとして、警視庁捜査1課の警部が逮捕された事件で、警部が「人が見ていないときに盗んだ」という趣旨の話をしていることがわかりました。 警視庁捜査1課火災犯の係長の政野亮二容疑者(51)は2022年、東京・渋谷区の火災現場から現金約300万円を盗んだなどの疑いで逮捕されました。 その後の捜査関係者への取材で、政野容疑者が「他の捜査員らと出火原因を調べていた際、人が見ていないときに盗んだ」という趣旨の話をしていることがわかりました。 火災捜査の経験が長い政野容疑者は、卓越した専門的技能をもつとして、「技能指導官」に指定され、後輩らに指導する立場でした。(ANNニュース)