さいたま労働基準監督署の課長の男が15日朝、埼玉県内を走行中の電車内で10代の女性にわいせつな行為をしたとして現行犯逮捕されました。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、さいたま労働基準監督署で労災第一課長を務める国家公務員の丸山顕宏容疑者（52）です。 警察によりますと、丸山容疑者は15日午前8時前、JR武蔵野線の北朝霞駅から武蔵浦和駅の間を走行中の電車内で、通学途中だった専門学校生の女性（10代後半）の体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。 今月に入り、「同じ時間帯に体を触られる被害にあっている」との女性からの相談をうけ、15日、複数の警察官が女性とともに電車に乗ったところ丸山容疑者が女性にわいせつな行為をする様子が確認されたため現行犯逮捕したということです。 丸山容疑者と女性は面識はなかったということですが、調べに対し丸山容疑者は「抵抗していないので同意しているものと思っていた」と容疑を否認しているということです。