林長官「極めて遺憾」 シーシェパード創設者の国際手配削除を受け

反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者の国際手配が削除されたことについて、林官房長官は「極めて遺憾だ」と強調しました。 林官房長官 「法と証拠に基づく我が国の主張にもかかわらず、長きにわたり捜査機関から逃亡し続けている人物の国際手配書が削除されたことは極めて遺憾であります」 林長官は22日、ICPO(国際刑事警察機構)から2010年、日本の調査捕鯨を妨害したとして国際手配していたポール・ワトソン容疑者の手配書を削除すると連絡があったと明かしました。 そのうえで、手配の根拠は捕鯨に対する考え方とは関係ない「法執行の問題」だと指摘しました。 一方、国際手配が削除された後も日本の逮捕状は引き続き有効だとして、政府として「身柄の拘束や引き渡しを求めていく方針に変わりはない」と強調しました。

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