違法にメタバース事業への出資を募ったなどとして投資会社の代表だった男が逮捕された事件で、男が「月10パーセントの利回りが得られる」などと、うたっていたことがわかりました。 16日送検された東京の投資会社の元代表、福嶋崇容疑者(52)は2021年から1年間、国の登録を受けずに大阪府内に住む男性らに対し、事業への出資を募るなどした疑いがもたれています。 福嶋容疑者はインターネット上の仮想空間「メタバース」に関する事業への出資を募っていて、その際、「月10%の利回りが得られる」「絶対に損はさせない」などと勧誘していたことが警察への取材で新たにわかりました。 福嶋容疑者は顧客と「賃借契約」という形を取っていたということで、警察は、個人間の金銭の貸し借りを装い、出資を受けたことを隠そうとしていたとみて、集めた金の使い道などを詳しく調べています。