宮城県岩沼市の海岸で山形市出身の保育士の女性の遺体を遺棄したとして知人の男が逮捕された事件で、男が女性を殺害した疑いが強まったとして、警察は17日にも殺人の疑いで再逮捕する方針です。 この事件は先月（4月）12日の夜、宮城県岩沼市の海岸に山形市出身で仙台市に住む保育士・行仕由佳さん（35）の遺体を遺棄した疑いで 知人の佐藤蓮真容疑者（21）が逮捕されたものです。 捜査関係者によりますと、押収したスマートフォンを解析した結果、行仕さんとのやりとりや検索履歴などから 佐藤容疑者が行仕さんを殺害した疑いが強まったとして、 警察が勾留期限を迎える17日にも殺人の疑いで再逮捕する方針を固めたということです。 事件当日、行仕さんの自宅周辺の防犯カメラで、佐藤容疑者の姿が確認されたほか、 遺体発見現場周辺の防犯カメラにも、車に1人で乗る佐藤容疑者が確認されているということです。 警察は事件の全容解明に向け詳しい経緯などについて調べを進めています。