宮城県岩沼市の海岸で、保育士の女性を刃物で刺し殺害したとして、知人の男が逮捕された事件で、防潮堤にあった血痕が女性のものと一致していたことが、新たに分かりました。 この事件は、岩沼市土ケ崎4丁目の無職・佐藤蓮真容疑者（21）が先月12日夜、岩沼市下野郷）の海岸にある防潮堤の上で、知人で仙台市太白区に住む保育士・行仕由佳さん（35）の胸などを複数回、刃物で突き刺し殺害した疑いで逮捕されたものです。 防潮堤の上には、血痕が残っていましたが、その後の取材で、血痕のDNA型が行仕さんのものと一致していたことが、新たに分かりました。 警察の調べに対し、佐藤容疑者は「黙秘します」と答えたということです。 佐藤容疑者は行仕さんの遺体を遺棄した疑いで、先月26日に逮捕されていました。