殺人容疑で再逮捕の男の自宅から被害者の財布発見 宮城・岩沼市内の公園からは刃物 山形出身女性殺害事件

宮城県岩沼市の海岸で山形市出身の保育士の女性を殺害した疑いで警察は17日、知人の男を再逮捕しました。男の自宅から殺害された女性の財布が見つかっていますが、容疑について黙秘しているということです。 この事件は、山形市出身で仙台市の保育士・行仕由佳さん(35)が宮城県岩沼市の海岸沿いの防波堤で殺害されたもので、警察は17日、宮城県岩沼市の無職・佐藤蓮真容疑者(21)を殺人の疑いで再逮捕しました。 佐藤容疑者は行仕さんの遺体を遺棄した疑いで先月、逮捕されていました。 警察によりますと、岩沼市内の公園から犯行に使われたとみられる刃物を押収し鑑定を進めているほか、佐藤容疑者の自宅から行仕さんの免許証が入った財布が見つかっているということです。 また、現場に残されていた血液と行仕さんのDNA型が一致したことや、佐藤容疑者の携帯電話の解析などから警察は行仕さんは海岸の防波堤の上で殺害されたとみて調べています。 佐藤容疑者は殺人容疑について黙秘しているということです。 佐藤容疑者の再逮捕を受け、行仕さんの遺族は代理人の弁護士を通じ「娘のために早く事件が解決することを願っています。今はそっとしておいていただきたい」などとするコメントを発表しました。

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