宮城県岩沼市の海岸で女性保育士の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で再逮捕された知人で同市の無職佐藤蓮真容疑者(21)の携帯電話から女性とのやりとりの記録が一部削除されていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。県警は容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみて調べている。同日、容疑者を送検した。 捜査関係者によると容疑者は昨年秋ごろ、行仕由佳さん(35)=仙台市=と交流サイト(SNS)を通じて知り合い、携帯で連絡を取り合っていた。容疑者宅から行仕さんの運転免許証が入った財布が発見された一方、携帯は見つかっていない。