現地5月17日、ドイツ・ブンデスリーガ最終節が各地で行われ、昨季13位のマインツが6位でシーズンを終えて来季の欧州カンファレンスリーグ出場権を得た。その躍進の原動力となったMF佐野海舟へのチームメイトからの突然の“シャンパンシャワー”が話題を集めた。 今季が海外初挑戦だった佐野は、加入後すぐにボー・ヘンリクセン監督の信頼を掴み、2ボランチの一角としてリーグ戦全試合にスタメン出場した。豊富な運動量でピッチのあらゆる場所に姿を現しながら優れたボール奪取能力を発揮し、レーバークーゼンと2-2の引き分けで終えた最終節でもフル出場。データ上でもリーグ最多の総走行距離(393.6キロ)と同4位のデュエル勝利数(369回)と出色の働きを見せた。 その最終節終了後、チームが来季の欧州カンファレンスリーグ出場権獲得を喜ぶ中、佐野は自身の肉体ケアのためにロッカールーム内の一室にあるフィットネスバイクでクールダウン。その姿を見つけたチームメイトのアルミンド・ジープとアルノー・ノルダンの2人が“シャンパンシャワー”のいたずらを仕掛け、佐野はバイクを漕ぎながらびしょ濡れに。笑い声が響く中、佐野は驚き、目にしみながらも嬉しそうな表情を浮かべている。