ジャスティン・ビーバー、ヒップホップ界の大物による性的虐待の憶測否定「被害者ではない」

歌手ジャスティン・ビーバー(31)が、昨年9月に性的人身売買などの容疑で逮捕・起訴されたヒップホップ界の大物ショーン・コムズ被告の裁判が始まったことを受け、自身も被害者だったとの臆測を否定した。米ピープル誌に広報担当者が声明を出したもので、「ジャスティンは被害者ではないが、彼に本当に傷つけられた人たちがいる」と述べている。10代の頃にコムズ被告と親交のあったビーバーは、性的虐待の標的となっていた可能性がファンやメディアで取り沙汰されてきた。逮捕後に2人が48時間一緒に遊ぶ動画がネットに再投稿されて話題を呼んだビーバーが、同被告について言及したのはこれが初めて。「この現実から目を背けることは、被害者たちが受けるに値する正義を損なうことになる」と代理人はコメントしている。 裁判では元恋人で歌手のキャッシー・ベンチュラら出廷し、同被告が開催してきたフリークオフと呼ばれる乱交パーティーの実態などについて証言。また、ロサンゼルスのホテルで顔を殴られるなど暴行を受けて負傷したことなども赤裸々に語って話題を呼んだ。同被告は、100人以上の男女から性的虐待を告発されているが、一貫して無罪を主張している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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