重さ、長さ…はかることの“計り知れない”価値 メートル条約150年

日常生活から先端技術に至るまで、単位を活用した正確な計量は欠かせない。その国際普及を目指した「メートル条約」が1875年に締結されて、20日で150周年を迎える。これに合わせ、計量の基準の普及や国際協力に取り組む産業技術総合研究所が、国内で長年、質量や長さの基準となっていた「日本国キログラム原器」と「日本国メートル原器」を報道陣に公開した。両者の同時公開は初めて。担当者は「計量の基準は人類の共通言語のようなもので、科学技術がもたらした一大成果だ」と強調する。

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