今月17日、秋田市で87歳の父親の顔を殴るなどけがをさせたとして57歳の男が傷害の疑いで逮捕されました。 父親はその後病院で死亡が確認され警察は容疑を傷害致死に切り替え詳しく調べています。 傷害の疑いで逮捕されたのは、秋田市泉中央の無職石川達士容疑者57歳です。 警察と消防によりますと、石川容疑者は17日午後7時半頃から8時頃の間に、自宅で父親の達郎さん87歳の顔を殴りけがをさせた疑いがもたれています。 17時間以上経った18日午後1時過ぎ、石川容疑者から父親について「ベッドの上で反応がない」と消防に通報がありました。 父親の達郎さんは秋田市内の病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。 石川容疑者は兄と父親との3人暮らしだということです。 隣人宅の女性 「旦那さんと『あら今日いいお天気ね、なにしてるの』なんて言われてさ、私こう飛行機見てあったからね『子供みたいだね』なんて言ってさ話をして、ちょっとそれがいま旦那さんと最後の会話になりましたね。そういう会話ちょっと4,5日前にしてますね」 石川容疑者は父親を殴ったことを認めています。 司法解剖の結果、達郎さんの死因は強い衝撃が加わったことによる外傷性頭蓋内損傷と判明し、警察は容疑を傷害致死に切り替え詳しく調べています。