逮捕の男、身柄確保時はスーツケースを所持せず…証拠隠滅図ったか 神戸女性殺害

神戸市で女性が殺害された事件で、逮捕された男が事件後、タクシーでホテルに戻り、スーツケースを持ち出しましたが、確保時には所持していなかったことがわかりました。証拠隠滅を図った可能性もあるとみられます。 谷本将志容疑者は今月20日、神戸市中央区のマンションで住人の片山恵さんの胸などをナイフで複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。 谷本容疑者は事件後、徒歩で立ち去り、近くの駐車場でナイフを捨てた後、タクシーで現場を離れたとみられていますが、捜査関係者への取材で、その後、宿泊していたホテルに戻り、スーツケースを持って再びタクシーで新神戸駅に向かったとみられることがわかりました。 この2日後、東京都奥多摩町の路上で身柄が確保された際、ホテルから持ち出したスーツケースは所持していなかったということです。 また確保時の服装やかばんが事件発生時とは異なっており、警察は、谷本容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみて、事件前後の足取りを詳しく調べています。

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